神奈川県保険医協会は2009年6月4日、「診療所の報酬引下げ」方針を盛込んだ財政審「建議」やオンライン請求義務化を巡る規制改革会議の強行姿勢に対抗すべく、神奈川協会単独での国会行動を実施。当日は、宮澤・田中(正)・宮川各理事と小笠原監事の4名が参加。総選挙における医療問題の争点化と診療報酬プラス改定を目指し、現場からの発信強化に努めた。
当日の懇談は、委員会質疑や臓器移植法案審議に絡み、急遽秘書対応となったが、牧山ひろえ(参・民主)、阿部知子(衆・社民)両議員に対して要請。オンライン請求義務化、外来管理加算「5分ルール」、誤った論拠に基づく財政審の「診療報酬引下げ」建議、休業保障制度の適用除外等について、資料提供し現場の実状に理解を求めた。
神奈川県保険医新聞より抜粋
(2009年6月15日・第1761号)