神奈川県保険医協会・地域医療対策部は、神奈川県下の市町村国保に対し、20年度の特定健診・特定保健指導実施に関するアンケート調査を行った(期間:5月28日~6月20日、県下33市町村中32市町村が回答、回答率は97%)。
昨年10月の調査では、体制整備の遅れなどにより、健診受診率は多くの市町村で一桁台だった。また、特定保健指導は、未実施や未集計の市町村が大半を占め、年度途中での実態把握は困難であった。今回の調査は、健診受診率がほぼ確定し、特定保健指導が実施される中、初年度の実施体制の問題点や課題などが浮き彫りとなった。
神奈川県保険医新聞より抜粋
(2009年7月25日・第1765号)