神奈川県保険医協会・政策部は2009年7月29日、各党の医療政策を聴くシリーズ第5弾として共産党の小池晃・政策委員長(参議院議員)を講師に招き「共産党の医療・社会保障政策と財源論」をテーマに医療問題研究会を開催した。同党は前日に選挙公約を発表したばかり。当日は医師、歯科医師やマスコミ記者など30名が参加した。
医師でもある小池氏は、本論に入る前に、8月30日投開票の総選挙は自公政権を終焉させ21世紀にどういう政治をするのかが問われると触れ、同党は政策的に一致するものは新たな与党と協力をする「建設的野党」の立場をとることを表明。
医療・社会保障政策の目玉として、「ゼロの会」発祥の地、神奈川協会が提唱してきた『窓口負担ゼロ』を掲げることを決めたと口火を切った。
神奈川県保険医新聞より抜粋
(2009年8月25日・第1767号)