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糖尿病ネットワーク研究会 「睡眠障害が糖尿病を悪化させる」 地域間の情報交換も

20091111.JPG 神奈川県保険医協会・研究部は2009年11月11日、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズにおいて第16回神奈川糖尿病ネットワーク研究会を開催。当日は医師、コメディカルなど34名が参加し、研究会後に開かれた情報交換会にて、地域の糖尿病の状況などを話題に交流も行った。

 

 講師に東海大学医学部教授の阿部直氏を招き、「糖尿病と睡眠障害」をテーマに睡眠障害の病態と糖尿病との関連について講演した。氏によれば、「時間が短い」「途中覚醒する」など質の悪い睡眠や、睡眠時無呼吸症候群は糖尿病の発症頻度を高め、糖代謝を悪化させる。また、「肥満の糖尿病に合併することの多い睡眠時無呼吸症候群には睡眠薬は使用禁忌であることに留意すべき」と述べた。

 

神奈川県保険医新聞より抜粋

(2009年11月25日・第1776号)