神奈川県保険医協会は2009年11月18日に藤沢会場、同月25日に横浜会場にて「公費負担医療等説明会」を開催した。参加はそれぞれ68名、179名で、好評を得てのスタート。今後は海老名会場(12月9日)、川崎会場(12月16日)で開催する。
当説明会は、(1)複雑な公費負担医療制度の内容や請求方法への理解、(2)医療機関が患者へ公費の活用を促し、より多くの患者が費用負担を心配せず医療機関に受診できるようにすること―の2点を目的に開催。
説明会では、医療機関で取り扱うことの多い公費を中心に解説。生活保護の患者や、「特定疾患治療受給者証」を持参した患者を取り扱うには、それぞれ指定医療機関となる必要がある。生活保護は、全ての疾患が公費で賄われるが、特定疾患は認定疾病及びその疾患に付随して発現する傷病に限られる等、公費の種類によって、取り扱いが異なることを強調。各公費の詳しい取り扱いは、テキストを活用するよう促した。
続く、自立支援医療の説明では、特に精神通院医療を重点に解説した。
神奈川県保険医新聞より抜粋
(2009年12月5日・第1777号)