2009年11月25日に請求省令が改正され、全国の保険医が要求していた「レセプトオンライン請求義務化」が実質的に撤回。「電子レセプト請求の義務化」が定められたものの、年齢や条件によっては届出を行うことで義務化の免除、猶予が受けられることとなった。しかし、改正省令の内容・届出方法等が煩雑なことから、協会には会員からの問い合わせが殺到している。こうした現場の混乱の声を受けて、神奈川県保険医協会・医療情報部は2010年1月14日、かなっくホールにて「オンライン義務化撤回!改正省令に関する説明会」を開催。121名が参加した。
説明では、当会作成の「電子レセプト請求の義務化判定チャート」を用いて、まず年齢を65歳以上・65歳未満に分け、その中で現在のレセプト請求方法が免除・猶予規定の対象となるのか、また免除・猶予の届出方法・届出提出期限について詳しく説明した。
神奈川県保険医新聞より抜粋
(2010年2月5日・第1782号)