2010年6月8日、衆議院第2議員会館にて「6・8リハビリ日数制限撤廃を求める国会内集会―今も解決していない患者切り捨て―」が開催された。この集会は「リハビリテーション診療報酬改定を考える会」の主催によるもので、国会議員8名、議員秘書19名を含む84名が参加。当日は、主催者の机の前に運動の先頭に立った故・多田富雄氏(東大名誉教授)の遺影が置かれた。
初めに主催者を代表し、リハビリ専門医の道免(どうめん)和久氏(兵庫医科大教授)がこの間の経緯と問題点を説明。「リハビリとは全人的な、横断的な医療。臓器での分断はおかしいと学会も指摘している。日数、疾病別リハの撤廃を勝ち取り、リハビリ医療の再構築をしていきたい」と述べた。
神奈川県保険医新聞より抜粋
(2010年6月25日・第1795号)