神奈川県保険医協会・保険診療対策部は、2010年7月22日に横須賀産業交流プラザ、29日に協会会議室、相模原南メディカルセンターにおいて「個別指導対策講習会(医科)」を開催。それぞれ39名、150名、69名が参加した。
相模原会場で講師を務めた荘加保険診療対策部副部長は、冒頭、個別指導の位置づけについて説明。個別指導はあくまでも「行政指導」であり、処分が前提ではなく、個別指導の基本的事項を定めた指導大綱には、個別指導は懇切丁寧に行うものとされていることを強調した。
また、個別指導において「自主返還」が求められる場合があるが、あくまで強制力のない自主的な返還であり、きちんと患者への診察を行っているようであれば、返還すべき事項かどうか十分考慮して判断するべきとした。
神奈川県保険医新聞より抜粋
(2010年8月25日・第1800号)