神奈川県保険医協会は2010年9月11日、崎陽軒本店で第24期第3回臨時評議員会を開催。評議員、役員など92名が参加した。議事では09年度決算、秋からの医療運動、秋の会員増加推進月間、協会規約細則―の4つを提案、承認した。
冒頭挨拶で池川理事長は、指導監査を犯罪捜査と同列視した医療指導管理官の政策提言問題、新高齢者医療制度と国保の都道府県単位一元化などに言及。なおも医療は厳しい状況にあるとし、特に理事長の専門科である産科の出産育児一時金直接支払制度の導入は、産科だけの問題でなく、健保法の無視、管理医療への布石である―と指摘した。同時に、横浜市の国保資格証問題で一定の改善がみられたことは協会の主張が少なからず影響を与えたとして評価。逆風においても「一つずつ問題を解明・改善したい。今日の評議員では充分なる討議を」と呼び掛けた。
神奈川県保険医新聞より抜粋
(2010年9月25日・第1803号)