神奈川県保険医協会・医療情報部は2010年11月28日、「在宅医療等におけるIT技術の活用」をメインテーマに医療情報講演会を開催。44名が参加した。講演会では、在宅医療における書類の整備、事務処理の効率化など、IT機器を有効に活用している実践例を3名のパネリストが報告。
世田谷区の開業医、遠矢純一郎氏は、いま話題のiPhone、iPadを使った情報連携と業務効率化への取り組みを紹介し、参加者の関心が集まった。また、レセコン・電子カルテ「ダイナミクス」の創始者である吉原正彦氏(開業医)は、ダイナミクスのモバイルツール活用の現状を報告。㈱ネットビー代表取締役の松崎純一氏は、沖縄の開業医と共同開発した在宅医療に強い電子カルテ「Dr.GON」の活用事例等を紹介した。
神奈川県保険医新聞より抜粋
(2010年12月15日・第1811号)