神奈川県保険医協会・県央支部は2013年10月16日、「2013年改正労働法制への対応」をテーマに学習会を開催、10名が参加した。
講師には社会保険労務士の菅原由紀氏が務め、労働契約法と高年齢者雇用安定法の改正内容と対策を解説。今回の改正以降、労働契約法では有期契約の反復更新が通算5年を超えた場合、従業員からの申出で無期契約への転換が可能になった。また高年齢者雇用安定法では、定年後に希望者の原則再雇用義務が生じた。氏は、まず職員の雇用形態や契約内容を整理し、今回の改正に対応できるよう労働条件通知書や雇用契約書を見直すよう促した。
(神奈川県保険医新聞2013年11月15日号より抜粋)