「川崎市こどもの医療費無料化を求める連絡会(代表:菊地協会川崎支部長)」は2011年2月3日、市内保育園・幼稚園や女性団体から2カ月余で集約した541枚の『マル乳』拡充を求める市長宛「一言カード」を提出。市民こども局のこども家庭課と懇談した。連絡会から16名が赴き、協会からは稲木理事、事務局1名が参加した。カードは「医療費が嵩むため一時節約し通院せず子どものアレルギーが悪化した」「家計に余力なくワクチン未接種、小学生の虫歯治療もままならない」「昨年、中卒まで無料の東京から転居してき落差に愕然」など、切実な実態が直筆でびっしりと綴られている。懇談に応じた課長は「見直し」に言及。「連絡会」は市議会各会派を訪問し、受診時負担を伴わない年齢拡充を要請。翌日の赤旗しんぶんが報道、協会事務局の田中主査の「保護者の声を受け止めて」とのコメントとともに掲載した。
神奈川県保険医新聞より抜粋
(2011年3月5日号・第1818号)