神奈川県国民健康保険団体連合会(県国保連)が医療保険と介護保険の診療報酬の突合における訪問歯科衛生指導料(訪衛指)について、誤った事務処理(2011年1月請求分レセプト)をしていたことが会員からの問い合わせにより発覚。今回4月処理分について、本来算定に問題のない「病院(歯科標榜無し)に入院している要介護・要支援者への訪衛指の算定」が一方的に返戻されていた。
数回に渡る神奈川県保険医協会・歯科部会からの働きかけを受けて、県国保連からは介護保険部長の渋谷氏と介護保険部介護審査課課長の片野氏が協会事務局へ来局。県国保連側は「申し訳ない。本来返戻してはいけないレセプトを返戻してしまった」と謝罪し、「今回の誤りは国保連のシステム上の不備であるとし、今回返戻してしまった歯科保険医療機関に対しては誠実に対応し、個別にお詫びの連絡を入れる」と釈明した。
神奈川県保険医新聞より抜粋
(2011年7月5日号・第1829号)