2011年11月5~6日、埼玉県さいたま市で医師・医学者のつどいが開催。テーマは「この世界に核兵器も原発もいらない~彩の国から核兵器禁止条約の制定を」で、核戦争防止神奈川県医師の会も運営の一部を担当。402名が参加し、神奈川県保険医協会からも理事、役員が参加した。
11月5日は、女優の斎藤とも子氏による詩の朗読と記念シンポジウム「放射線被ばくと医の倫理」、民主党他4党の国会議員による「核兵器廃絶に向けた国会議員シンポジウム」が開催。6日には3つの分科会が開催。原発が主要テーマとして取り上げられたのは今回が初めてで、第2分科会「福島原発事故~今後、医師・医学者に求められること」では、医学的知識があり、地域で信頼を得ている医師・医学者が脱原発運動において果たし得る役割は大きい、との議論が活発に交わされた。
神奈川県保険医新聞より抜粋
(2011年12月5日号・第1843号)