神奈川県保険医協会、全国保険医団体連合会(保団連)は2012年2月9日、国会行動を実施。税・社会保障の一体改革とTPP参加への反対で、橘秀徳(衆・民)、那谷屋正義(参・民)、田村智子(参・共)各議員と懇談。また昨年実施の「安心医療」の請願署名を阿部知子(衆・社)、田村智子両議員に提出した。
懇談で橘議員は「皆保険崩壊の懸念からもTPPは全力で阻止したい」、那谷屋議員は「喫緊の課題は消費増税でなく、1300万人の低所得者の安定雇用の確保と格差の是正」、田村議員は「TPP参加による弊害を国会で究明し、反対勢力拡大に努めたい」―など、協会の要望に理解が示された。また宮澤副理事長、成川理事からは、TPP参加で自主共済制度にも廃止圧力が及ぶとし、TPP参加反対とともに同制度の存続を訴えた。
神奈川県保険医新聞より抜粋