神奈川県保険医協会、全国保険医団体連合会らは2012年4月19日、国会行動を実施し15協会73名が参加した。
当日は一体改革とTPPへの反対、産科医療補償制度、新型インフル法案、消費税損税の問題などで、中林美恵子(衆・民)、金子洋一(参・民)両議員と懇談。中林議員は社会保障の持続に消費増税は必要だが、軽減税率は取り入れるべき。消費税損税問題は解決に尽力するとした。金子議員は消費増税について「阻止できず申し訳ない」。TPPは皆保険を壊すものであってはならず、交渉内容を注視するとした。また山崎誠(衆・民)各議員の秘書とも懇談し、池川理事長より産科医療補償制度の問題周知、改善要請等を行った。
また当日は、震災復興を主に厚労省交渉も実施。保険医協会から被災地での自殺者が増えている現状に触れ、保健師訪問によるケアや生活「音」によるストレス軽減策の実施、また被災者への原爆被爆者同様の医療保障を訴えた。
(神奈川県保険医新聞2012年5月5・15日号より抜粋)