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産科補償制度問題は全科波及の可能性大 TPPなど、厳しい情勢に対抗を 第25期第2回定時評議員会

20120512.jpg 神奈川県保険医協会は2012年5月12日、第25回第2回定時評議員会を開催。評議員、理事役員ら合計95名が参加。全6議案が承認された。

 池川理事長は挨拶で、TPP参加による医療制度崩壊の危険、産科補償制度問題に対し、運動を強化する決意を表明。個別指導時における弁護士帯同事例を引き、開業医の権利擁護について、運動の成果と会員の意識の高まりについて言及した。質疑応答では、川久保評議員(神奈川区・医)から医師の定年制について協会の考え方が質されたほか、休保・所得補償制度の加入年齢上限の問題、早瀬評議員(三浦市・歯)からは、ゼロの会運動や歯科駐禁除外獲得・補綴保険外し阻止に向けた取り組みへの期待や、神奈川県医療グランドデザインによる医学部新設における弊害-などについて出された。平評議員(保土ヶ谷区・医)からは、会員数の伸び悩みに関連し評議員充足の必要性が話された。

(神奈川県保険医新聞2012年5月25日号より抜粋)