神奈川県保険医協会・鎌倉支部は2012年7月4日、大船学習センターにて、「共通番号制は本当に必要??」をテーマに支部セミナーを開催した。講師は協会・情報部長の田辺由紀夫氏が務め、共通番号制の問題点・危険性について解説した。当日は7名が参加した。
田辺氏は、行政側は「社会保障の給付抑制と市場化」を目論んでおり、共通番号制導入はそのためのインフラ整備であると説明。その上で、この制度が導入されれば、国民皆保険制度崩壊に繋がる危険性があると強調した。さらに、共通番号制に反対する他団体と協力して共通番号制導入を阻止したいとの見解を示した。
(神奈川県保険医新聞2012年7月25日より抜粋)