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解散総選挙をにらみ「観客にならず主体的な活動を」 第25期第3回臨時評議員会

20120908.jpg 2012年9月8日、神奈川県保険医協会は第25期第3回臨時評議員会を開催。評議員、理事役員ら92名が参加した。会では2011年度決算を含む全4議題が採択された。

 池川理事長は冒頭の挨拶で、先に成立した社会保障制度改革推進法の問題点に触れ、特に消費増税について、マスコミの偏重した報道により国民は増税分について社会保障のみに使われると誤解している、附則では公共事業での使徒についても言及されている点について指摘。また医療保険について全員加入の「堅持」から「原則加入」に改められた点に触れその危険性に言及。これらの政府の改革について、我々は決して観客になってはならない、主体的に活動し活路を見出していくと決意表明がなされた。

 議題のひとつ、「秋からの医療運動」では日本医師会が実施した「患者の窓口負担についてのアンケート調査」を引き、消費増税が実施されれば国民の生活支出は減少し、ますます受診抑制に拍車がかかると指摘。会員や国民へ政府の真の企図を伝え啓蒙活動を積極的に実施、解散総選挙を控え、保険医協会としてスタンスを変えることなく患者・国民の視点に立った運動を展開していきたいと、評議員への協力を求めた。

(神奈川県保険医新聞2012年9月25日号より抜粋)