神奈川県保険医協会・全国保険医団体連合会らは2012年8月23日に国会行動を実施した。当日は相原史乃(衆、生活)、牧山弘恵(参、民主)両議員と懇談し、保険医協会からは稲木理事、小笠原監事が赴いた。
懇談では、(1)消費増税分は社会保障充実に充てること、(2)皆保険を形骸化させる「社会保障制度改革推進法」(推進法)を具現化しないこと、(3)消費税「損税」の解消のための「ゼロ税率」を適用、などを要請。牧山議員は、消費税増税法案を審議した特別委員会で「ゼロ税率」の適用を訴えており、さらなる「損税」解消に尽力するとした。また相原議員との懇談では主に第一秘書が対応し、党の選挙公約は作成中としながらも、「党の方針は協会の要望と共通する部分が多いだろう」と発言。特に議員は「TPPを慎重に考える会」の役員を務めるなど、TPPには断固反対だとした。
(神奈川県保険医新聞2012年9月15日号より抜粋)