反住基ネット連絡会は2012年8月28日に国会内集会を開催。国会議員や市民など約50名が参加、神奈川県保険医協会から事務局が参加した。
冒頭、主催者側から今国会での法案審議が実質的に不可能となった状況が説明。しかし内閣委員会での優先順位が上位にあることなど、秋の臨時国会で審議される可能性もあり、引き続き反対の声を上げていく必要性が強調された。塩川鉄也議員(衆・共)からは、番号制に賛成する議員からも拙速な議論に疑念の声が上がるなど、変化が表れたことが報告された。
識者からの発言では、税理士、弁護士のほか、保険医協会・知念事務局主幹が医療分野で発言。番号制が一体改革の目論む公的医療の給付抑制のインフラであること、番号制導入を既成事実とした医療市場化への策動が目立つようになったこと等を指摘した。
(神奈川県保険医新聞2012年9月15日号より抜粋)