神奈川県子どもの医療費無料化を求める連絡会(代表:藤田倫成・神奈川県保険医協会理事)は2012年8月31日、神奈川県社会保障協議会・障害者団体らと共に神奈川県知事室秘書及び保健福祉部と懇談。当日は保険医協会から藤田理事が参加した。
神奈川県緊急財政対策本部の下に設けられた外部有識者会議(神奈川臨調)から7月に出された中間意見―「県有施設の廃止」「市町村及び団体補助金の凍結」等について、県予算に反映させないよう県知事宛要請書を提出した。障害者団体からは、「公約にも掲げていない乱暴な“改革”をやるならば県民に信を問うべき」「重度障害者医療費助成事業を廃止すれば、多くの障害者が生活保護に転落する」などの声が出された。県側は個別の事業の廃止の有無について今は話せないとしたうえで、「知事にしっかりと伝える」とした。
(神奈川県保険医新聞2012年10月5日号より抜粋)