神奈川県保険医協会・横浜支部は2013年3月13日、「震災復興と日本の進むべき道」と題した支部研究会を開催。32名が参加した。講師は、震災被害に遭いながらも、復興支援のNPO法人を設立した植木秀子氏(薬剤師)が務めた。
講演では、震災直後の混乱と生活難、依然として進まぬ復旧と生活格差などの課題に触れた。またスウェーデンの視察から、バイオガス燃料によるエネルギー政策を提唱。教育・福祉が充実し、エコで明るいスウェーデンの人々の暮らしも紹介した。今回の震災は日本の転機だとし、社会・政治への積極参加で日本を明るい社会に変えていこうと語った。
(神奈川県保険医新聞2013年4月15日号より抜粋)