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在宅セミナー 一体改革の環「地域包括ケア」を斬る 

20130512.jpg 神奈川県保険医協会・地域医療対策部は2013年5月12日、第22回在宅医療・介護セミナーを「地域包括ケアとは何か」をメインテーマに横浜・かながわ労働ブラザで開催、参加者は140名。当日は朝日新聞が取材に訪れた。

 基調講演は社保審・介護保険部会の委員を務める結城康博・淑徳大学教授が「これからの在宅医療を考える」と題し講演。潤沢なサービスを前提に考案されている地域包括ケアの陥穽など現場の福祉職の経験も含め現実的・実際的な観点から斬り、今後の関係者のシステム構築へ助言。シンポジウムは開業医の立場から在宅ネットよこはま代表・岡田孝弘氏と野村内科クリニック院長・野村良彦氏が、在宅医療連携拠点事業者の立場で三輪医院院長・千場純氏が、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業者の立場から株式会社ゆい代表取締役・佐藤和世氏が登壇、連携の課題が浮き彫りになるとともに、今後の萌芽について光明をみた。

(神奈川県保険医新聞2013年6月5日号、7月5日号、15日号より抜粋)