神奈川県保険医協会・核戦争防止神奈川県医師の会(反核医師の会)は2013年7月26日、市民公開上映&講演会(後援:神奈川県保険医協会)を開催、30名が参加した。
当日は、まず『飯舘村―放射能と帰村―』を上映。福島第一原子力発電所の事故後、故郷の飯館村から離れて未だ避難生活を送らねばならない人々の苦悩が映像に映し出された。
上映後は、ジャーナリスト・映画監督の土井敏邦氏による『国家の暴力 パレスチナとフクシマを結ぶ点と線』と題した講演会を開催。土井氏は、今も避難生活をせざるを得ない人々の顔を一人一人思い浮かべる「想像する力」の重要性を強調した。なお、参加費など2万円を福島の子ども保養プロジェクトを進めている沖縄・球美(くみ)の里へカンパした。
(神奈川県保険医新聞2013年8月25日号より抜粋)