神奈川県保険医協会・地域医療対策部は2013年10月25日、「専門医制度と総合医の問題-管理医療がもたらす危機-」と題し、地域医療学習会を開催。講師を全国保険医団体連合会・事務局の寺尾正之氏が務め14名が参加した。
寺尾氏は主な先進国の状況、厚労省が計画している新専門医制度等について解説したうえで、「フリーアクセスの制限」、「人頭払い制の導入」、「医師養成数の国家管理」、「医師の階層化」といった総合診療医の問題点を挙げ、地域医療に与える影響は計り知れないことを強調した。
(神奈川県保険医新聞2013年11月25日号より抜粋)