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政府の秘密保全と個人情報の管理・統制社会を問う 情報問題学習会

20131130-3.jpg 神奈川県保険医協会・医療情報部は2013年11月30日、「想像しよう『マイナンバー』のある未来を」と題し、反住基ネット連絡会代表の白石孝氏を講師に、市民公開の情報問題学習会を開催、19名が参加した。

 白石氏は審議中の特定秘密保護法は戦前の治安維持法と瓜二つとし、沖縄返還時の密約をスクープした西山太吉氏が谷垣自民党前総裁の変節を質したことなどに触れ、一瀉千里に成立に前のめりの与党の危険さを警鐘。また共通番号制の「先進国」の韓国の実情を映像で紹介し、クレジットカードなども共通番号で一元化され、消費行動や交通利用などの把握も容易な下、個人情報の漏洩・流出の被害が1億2千件と桁外れで国民は一人2.5回の被害にあっている異常さを訴えた。

(神奈川県保険医新聞2013年12月15日号より抜粋)