神奈川県保険医協会・政策部は2013年3月22日、“ちょこっと学習会”を開催。「民間版『健康保険』(現物給付“『商品)とは何か HMO誕生、TPPによる皆保険の『危機』」をテーマに開催、26名が参加。NHK、読売新聞、日本医事新報の各記者や「開業医はなぜ自殺したのか」の著者でルポライターの矢吹紀人氏のほか、埼玉・千葉・東京歯科の各協会からの参加もあった。
当日は、TPPによる皆保険崩壊の危機感が広がっているが、国内の生損保業界による民間版「健康保険」誕生の策動が直面する大きな危険であり、これが、結果的にTPPの下での米国の企業要求と結合し皆保険の空洞化の駄目を押すと説いた。
(神奈川県保険医新聞2013年4月5日号より抜粋)