Q1. どんな活動をしていますか?
A. 一人一人の患者さんに納得のいく医療をしたい。経済的な心配をせずに良い医療を受けたい。そんな願いを実現することが目的です。このため、国民の皆さんと力を合わせ、社会保障拡充や医療制度改善を目指し活動しています。
Q2. いつできたのですか?
A. 昭和38(1963)年6月です。
Q3. 会員はどんな人ですか?
A. 神奈川県内、6,000人の医科歯科保険医が会員です(2014年6月現在)。医科では県内の7割、歯科では5割の開業医が加入しています(※保険医=健康保険の医療を扱う医師)。
Q4. 会員はどんなサービスが受けられますか?
A. 会員の医療活動を支えるために、様々な事業を行っています(下記参照)。
1) 診療報酬の算定や査定についてのご相談、診療報酬、医療制度改定など、保険診療に欠かせない情報をお知らせします。電話でのお問い合わせにお答えするほか、説明会開催、機関紙誌での解説、テキストの発行なども行います。
2) 良い医療を行うのに役立つ学術研究会を開催しています。
3) 税金、雇用など医療経営について情報提供、また、相談にも応じています。
4) 生活設計や医療を支えるため、共済制度を実施しています。保険医年金、グループ保険、医師賠償責任保険、ほか。
5) 地域医療活動推進のため情報収集を行いお知らせします。
6) 医療制度改善のために要求をまとめ、政策立案をしています。
7) 文化、スポーツ行事も行っています。
8) 月に3回神奈川県保険医新聞を発行しています。
Q5. 会員ではない、一般のひと向けには何をしていますか?
A. 国民、県民とともに日本の医療を良くするために、医療制度に関する提言や要請を行ったり、一般公開の講座を開いたりしています。年1回、血圧・体脂肪測定や医療相談を無料で行う「医療・健康フェスティバル」もあります。また、当サイトにて医療・健康等に関する情報発信のほか、病気に関する相談サイト「保団連健康相談サイト」に協力していますし、相談日を設け各種電話相談を受け付けています。医療の実情を一般の方々に解りやすく知ってもらうためのクイズも好評です。
Q6. 保険医協会は他の県にもありますか?
A. 保険医協会(一部の県では保険医会)は全国の都道府県にあります。各県の保険医協会は全国保険医団体連合会(保団連)に参加して協力して活動しています。保団連参加の団体の会員数は約10万人です。
Q7. 保険医協会と医師会・歯科医師会の関係は?
A. 保険医協会の会員の多くは、同時に医師会員、歯科医師会員でもあります。医師会・歯科医師会は、定款で医道の高揚、学術の発達・普及、公衆衛生の向上を目的にあげています。また、 行政の認可を受けて設立され、行政の監督を受けた公益社団法人です。そのため、行政関連の公衆衛生業務を主な事業としています。会員への福祉事業は、行政により制約を受けています。
それに対して、保険医協会は、保険医の生活と権利を守ることと国民の健康と医療の向上を図ることを目的にした自主的な任意団体です。そのため、保険医の要望に基づいて自由に事業や活動を行う ことができます。協会は医師会・歯科医師会との協力、共同を進めることを重視し、懇談なども行っています。
Q8. 保険医協会と政党との関係は?
A. 保険医協会は、会員の思想、政治信条、政党支持の自由を堅く守って活動しています。特定政党へ の支持や献金などは一切行っていません。政党に対しては、開業保険医の要求を実現する立場から、 保険医協会の政策・要望への理解を得ようと、活動しています。