保険医の生活と権利を守り、国民医療の
向上をめざす

テーマ

「歯科は人生の最期に寄り添えるか」

―歯科訪問診療の現場より症例を中心に―

概要

1.「尊厳のある口を守り最期まで関わる歯科医療」

　ヒューマンデンタルクリニック院長　　飯田　良平氏

　超高齢社会において認知症や脳血管疾患の後遺症の方をはじめ、難病の方や医療的ケア児への対応の必要性も増えています。「2025年問題」は先の話のように思っていましたが、あっという間にその真っただ中に突入していきます。そのため我々歯科医療者も医療や介護の輪に参加して多職種との協働のもと、歯科訪問診療を通じて通院困難な者や口から食べられない方への対応などがますます求められるようになっています。当クリニックでは「最期まで尊厳のある口」をモットーに、旅立つその時まで綺麗な口であること、そして口から食べる権利を全うすることを支援しています。症例を通じ最期まで寄り添う歯科医療や歯科衛生士の仕事について皆様と考えてみたいと思います。

2.「最後まで口から食べること、きれいな口であることを支援する歯科衛生士の役割」

　同クリニック歯科衛生士　　齊藤　理子氏

　卒後歯科診療所で一般歯科を経験し、その後産休育休の7年を経て訪問診療の部門で働き今日に至る普通の歯科衛生士ですが、これまで多くの在宅、施設での療養患者に関わってきました。人生の最終段階における歯科衛生士の役割や可能性、またそのような方々を支援するために必要と感じたこと、理念などを、症例を通じてお話しさせていただきます。

◆司会　岡田 孝弘氏（協会地域医療対策部長、オカダ外科医院院長）

日時

2024年11月19日（火）19:30-21:00

会場

保険医協会・会議室　アクセスマップ

* 当日はWEBライブ配信も併せて行います

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参加対象

会員、未入会の医師・歯科医師（医療機関のスタッフ、ご家族も可）、その他医療・介護関係職種

参加費

無料

お申込み／お問合せ

事前に地域医療対策部までお電話にてお申込みください

TEL : 045-313-2111

* WEBライブ配信でご視聴される方は、必ず事前に下記URLよりお申込み（登録）してください

https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_p4_bAeF2T3iPwTtTSeiPHQ

備考

• 日医生涯教育講座CC「81（終末期のケア）」1.0単位申請中

主催

神奈川県保険医協会・地域医療対策部

* 神奈川県保険医協会が主催する全ての研究会等には、（株）神保協が後援しております。