講演　医療とIT

「医療情報の電子化の光と影」

 IT技術の発展・普及により、医療現場でもレセプト請求事務等での活用が広がっています。また地域での医療情報連携など、医療・介護周辺分野での更なるIT活用も期待されています。しかし政府・財界が提唱する医療等分野のIT政策は、秘匿性の高い患者の個人情報保護の観点が軽視され、民間企業を含む広い範囲での「利活用」ありきで進められようとています。

 本講演では、医療IT化の問題に精通し政府の各審議会でご活躍されている日本医師会常任理事の石川広己先生をお招きし、患者の個人情報保護の重要性や患者の健康に寄与する医療のIT活用のあり方など、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

演者

日本医師会・常任理事／特定医療法人社団千葉県勤労者医療協会・理事長　石川広己氏

（会場：5階「日輪Ⅳ」）