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厚生労働省モデル事業説明会「医薬連携で行うポリファーマシー対策 フローチャートを活用した減薬提案」(2022年8月31日開催/講師:神奈川県保険医協会・学術部長 湯浅 章平氏)
概 要
神奈川県保険医協会は2019年に行った「ポリファーマシーに関する意識・実態調査」で、日本老年医学会「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」のスクリーニングツールなどを実臨床で活用している医師、薬剤師は数%であること、また地域での医薬連携は、ポリファーマシー対策の面では不十分だと明らかにしました。その上でポリファーマシー対策を進めるため、「特に慎重な投与を要する薬物」を検出するためのリストやフローチャートを利用し、地域ごとに患者を交えた医師・薬剤師の連携を促進する事業を企画しました。この度、当企画が厚生労働省に採用されましたので、先生方にご協力いただきたくお願いする所存です。
テーマ
特別報告「医薬連携で行うポリファーマシー対策」
―フローチャートを活用した減薬提案―
講 師 神奈川県保険医協会・学術部長 湯浅 章平氏
開催日 2022年8月31日
ポリファーマシー対策 厚生労働省モデル事業について(概要)
研究タイトル
薬剤見直しのためのフローチャートを活用した医薬連携事業
―お薬手帳を連携ツールとして―
目 的
ツールを用いた医薬連携が患者の処方見直しに有効に活用されるかを確認する。
方 法
"「特に慎重な投与を要する薬物」リストアップ表およびフローチャート"、"処方見直し後のフォロー記載欄"などを「お薬手帳」に追加貼付し、医師より薬剤師に協力を依頼。薬剤師が薬物のリストアップを行い、医師がチャートを用いて処方の見直しを行う。医師、薬剤師が最低2か月フォローし、貼付用紙とその他アンケートとともに保険医協会に返送する。
対 象
-
対象医療機関:内科を標榜する医療機関
-
対象患者:75歳以上の外来通院可能なもの、または在宅療養しているもの
評価項目
実臨床における処方見直しの有無、連携の取り組みから見出される課題など
事業実施期間
現在より2023年3月31日まで
* 事業の資を送付致しますので、下記のフォームよりお申込みください。なお当事業は医師より薬剤師へ協力を呼びかけ事業が開始するため、申込は「医師のみ」とさせていただきます。
お問合せ 神奈川県保険医協会・学術部まで(TEL:045-313-2111)
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