保険医の生活と権利を守り、国民医療の
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　JOY会は9月30日、「生活習慣病と歯周病」をテーマに第25回研究会をWEB開催。神奈川歯科大学附属病院内科・腎臓内科の橋本達夫氏が講師を務め、51名が参加した。

　氏は、歯周病は生活習慣病と密接な関係にあるとし、インスリン抵抗性を惹起し糖尿病を悪化させるメカニズムなどを紹介した。また高血圧の原因、透析患者の心血管病やメタボなどの増悪因子となり得る仮説も紹介。一方で透析患者の7割は歯科受診していないとの報告もあり、医科歯科が連携することで、重篤な合併症になる前に患者を掘り起こすことができるとした。参加した医師からは「今後は患者の口腔内も気に掛けたい」、歯科医からは「歯周病を見つけたら内科への受診を促すきっかけにしたい」などと今後の医科歯科連携へ力強い声が寄せられた。

（神奈川県保険医新聞2021年10月15日号より抜粋）