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「個性」に応じ、薬剤選択を 第41回糖尿病セミナー

 研究部は2月11日、「糖尿病治療アップデート」をテーマに第41回糖尿病セミナーをWEBにて開催。医師、歯科医師、看護師、薬剤師など118名が参加した。

 当日は2講演が行われ、はじめに北里大学医学部糖尿病・内分泌代謝内科学・主任教授の宮塚健氏が「経口血糖降下薬UPDATEーAdditional Benefitsを見据えてー」をテーマに講演した。糖尿病のサブタイプは、インスリン分泌不全やインスリン抵抗性の程度により分類され、さらにサブタイプの違いにより合併症のリスクも異なる点を強調。糖尿病の「個性」に応じた薬剤選択の必要性を説いた。

 後半は、東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科・主任教授の西村理明氏が「大きな変貌を遂げようとしているインスリン治療戦略」をテーマに講演。近年、血糖自己測定器の開発・進化により、患者や家族による血糖管理が容易になった点やその重要性を強調。また、新たなインスリンアナログ製剤となるイコデク(週1回投与)の作用・有効性なども紹介した。

(神奈川県保険医新聞2025年3月15日号より抜粋)

 研究部は2月11日、「糖尿病治療アップデート」をテーマに第41回糖尿病セミナーをWEBにて開催。医師、歯科医師、看護師、薬剤師など118名が参加した。

 当日は2講演が行われ、はじめに北里大学医学部糖尿病・内分泌代謝内科学・主任教授の宮塚健氏が「経口血糖降下薬UPDATEーAdditional Benefitsを見据えてー」をテーマに講演した。糖尿病のサブタイプは、インスリン分泌不全やインスリン抵抗性の程度により分類され、さらにサブタイプの違いにより合併症のリスクも異なる点を強調。糖尿病の「個性」に応じた薬剤選択の必要性を説いた。

 後半は、東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科・主任教授の西村理明氏が「大きな変貌を遂げようとしているインスリン治療戦略」をテーマに講演。近年、血糖自己測定器の開発・進化により、患者や家族による血糖管理が容易になった点やその重要性を強調。また、新たなインスリンアナログ製剤となるイコデク(週1回投与)の作用・有効性なども紹介した。

(神奈川県保険医新聞2025年3月15日号より抜粋)