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症例数は研究開始前に設計を 算出方法や注意点を説示 統計セミナー
学術部は7月17日、シリーズ最終回となる第4回臨床医学統計セミナーを開催し、13名が参加した。テーマは「サンプルサイズを求めるためには何が必要か?」として講師は前回同様、横浜市立大学医学部臨床統計学・准教授の山本紘司氏が務めた。
氏は、研究におけるサンプルサイズ(症例数)は大きいほど、統計的有意差が出やすい(p値が小さくなる)性質を紹介。但し「人を対象とする為、情報を十分得られる必要最小の症例数を設定すべき」と強調した。また症例数とその算出根拠は、研究に先立ち策定する研究計画書に記載が必須として、5つの算出根拠を説示。実際は統計ソフトで計算可能として、入力画面を示しながら解説した。
(神奈川県保険医新聞2021年8月25日号より抜粋)
学術部は7月17日、シリーズ最終回となる第4回臨床医学統計セミナーを開催し、13名が参加した。テーマは「サンプルサイズを求めるためには何が必要か?」として講師は前回同様、横浜市立大学医学部臨床統計学・准教授の山本紘司氏が務めた。
氏は、研究におけるサンプルサイズ(症例数)は大きいほど、統計的有意差が出やすい(p値が小さくなる)性質を紹介。但し「人を対象とする為、情報を十分得られる必要最小の症例数を設定すべき」と強調した。また症例数とその算出根拠は、研究に先立ち策定する研究計画書に記載が必須として、5つの算出根拠を説示。実際は統計ソフトで計算可能として、入力画面を示しながら解説した。
(神奈川県保険医新聞2021年8月25日号より抜粋)