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金パラ問題、日経新聞・NHKが協会へ取材 緊急改定の限界、受診控えを報道

 協会・医療政策研究室は4月20日、歯科材料の歯科鋳造用金銀パラジウム合金(金パラ)の「逆ザヤ」で日本経済新聞の取材に対応。基準材料価格改定や随時改定の経緯、市場実勢の上昇局面で公定価格が後追いで乖離幅解消がない価格ルールの構造的欠陥を説明した。また、協会の金パラ提言と、取材当日発表の金パラ提言「追補」で解決策も示した。

 日経は5月1日にwebで5月3日に紙面で各々「歯科医の「逆ザヤ」解消急ぐ」、「治療費上げ、異例の前倒し5月8%高」等と報じ、研究室で紹介・仲介した岡山県保険医協同組合の金パラ価格のグラフも掲示した。

 また、5月12日放送のNHK情報バラエティー番組「所さん!事件ですよ」にて、高騰する金パラ価格問題が取り上げられ、歯科保険診療対策部の田中部長(理事)のコメントが紹介された。

 同日の番組テーマは「なぜそんな物を?あいつぐ謎の盗難事件」で、パラジウムの価格高騰が銀歯(歯冠修復物)作製の治療費に影響していると紹介。番組の中で田中理事は「大臼歯へ銀歯作製した際の3割負担額はこの12年間で2倍になっている」と指摘。「(自院には)『お金の支払が大変だから歯科医院へ通うのをやめる』といった患者もいる」として、患者の経済格差が健康格差につながる危険性について警鐘を鳴らした。

(神奈川県保険医新聞2022年6月5日号より抜粋)

 協会・医療政策研究室は4月20日、歯科材料の歯科鋳造用金銀パラジウム合金(金パラ)の「逆ザヤ」で日本経済新聞の取材に対応。基準材料価格改定や随時改定の経緯、市場実勢の上昇局面で公定価格が後追いで乖離幅解消がない価格ルールの構造的欠陥を説明した。また、協会の金パラ提言と、取材当日発表の金パラ提言「追補」で解決策も示した。

 日経は5月1日にwebで5月3日に紙面で各々「歯科医の「逆ザヤ」解消急ぐ」、「治療費上げ、異例の前倒し5月8%高」等と報じ、研究室で紹介・仲介した岡山県保険医協同組合の金パラ価格のグラフも掲示した。

 また、5月12日放送のNHK情報バラエティー番組「所さん!事件ですよ」にて、高騰する金パラ価格問題が取り上げられ、歯科保険診療対策部の田中部長(理事)のコメントが紹介された。

 同日の番組テーマは「なぜそんな物を?あいつぐ謎の盗難事件」で、パラジウムの価格高騰が銀歯(歯冠修復物)作製の治療費に影響していると紹介。番組の中で田中理事は「大臼歯へ銀歯作製した際の3割負担額はこの12年間で2倍になっている」と指摘。「(自院には)『お金の支払が大変だから歯科医院へ通うのをやめる』といった患者もいる」として、患者の経済格差が健康格差につながる危険性について警鐘を鳴らした。

(神奈川県保険医新聞2022年6月5日号より抜粋)