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個情法の順守は限界 医療情報の研究利用に理解を 倫理講習会
学術部は10月4日、倫理講習会「人を対象とする研究倫理の最近の話題」を協会会議室とWEBライブ配信の併用で開催した。講師に東京大学医科学研究所公共政策分野教授の武藤香織氏を迎え、36名が参加した。
氏は、生命科学・医学系研究倫理指針の改正について解説。研究意義や合理性の確保など8項目の設置目的や方針、個人情報保護法改正に伴う現場での同意取得の限界性を詳述した。講演の後半にはCOVID-19対策アドバイザリーボード等の構成員としてみた政府の対策の倫理的法的課題にも触れた。質疑では「医療情報は皆のもので、研究利用への理解を広める必要がある」との認識を示した。
なお当講習会は、厚労省が定める倫理指針上の"研究者等が受けるべき研修"として実施し、受講証を発行した。
(神奈川県保険医新聞2022年11月5日号より抜粋)
学術部は10月4日、倫理講習会「人を対象とする研究倫理の最近の話題」を協会会議室とWEBライブ配信の併用で開催した。講師に東京大学医科学研究所公共政策分野教授の武藤香織氏を迎え、36名が参加した。
氏は、生命科学・医学系研究倫理指針の改正について解説。研究意義や合理性の確保など8項目の設置目的や方針、個人情報保護法改正に伴う現場での同意取得の限界性を詳述した。講演の後半にはCOVID-19対策アドバイザリーボード等の構成員としてみた政府の対策の倫理的法的課題にも触れた。質疑では「医療情報は皆のもので、研究利用への理解を広める必要がある」との認識を示した。
なお当講習会は、厚労省が定める倫理指針上の"研究者等が受けるべき研修"として実施し、受講証を発行した。
(神奈川県保険医新聞2022年11月5日号より抜粋)