神奈川県保険医協会とは
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政治に翻弄される現場を赤裸々に報告 東京新聞記者が講演 公害市民公開学習会
公害環境対策部は11月6日、東京新聞福島特別支局長の片山夏子氏を講師に迎え、「原発事故をめぐる現地の声 福島では何が起こっているのか」をテーマに市民公開学習会を開催。34名が参加した。
片山氏は、当事者への慎重で丹念な取材によって得た現場の状況を報告。▽東電から仕事を受注できなくなることを危惧した下請け・孫請けの事業者が雇用する原発作業員に対して緘口令を敷き、記者の取材に答えさせなくしていること、▽原発作業員に許容される線量が上限に達し、作業員も人が去っていく中でベテランがいなくなり安全な作業が出来ず、死亡事故なども起きてきていること、▽野田首相(当時)の収束宣言を境に危険手当が打ち切られたり、給料も減額されたりする―など、政治に翻弄され弱い立場の作業員にしわ寄せされている現状を多くの現場写真と共に赤裸々に語った。また、事故原因の確実な調査もないまま再稼働に向けた議論が進むことに疑問を投げかけた。
(神奈川県保険医新聞2022年11月25日号より抜粋)
公害環境対策部は11月6日、東京新聞福島特別支局長の片山夏子氏を講師に迎え、「原発事故をめぐる現地の声 福島では何が起こっているのか」をテーマに市民公開学習会を開催。34名が参加した。
片山氏は、当事者への慎重で丹念な取材によって得た現場の状況を報告。▽東電から仕事を受注できなくなることを危惧した下請け・孫請けの事業者が雇用する原発作業員に対して緘口令を敷き、記者の取材に答えさせなくしていること、▽原発作業員に許容される線量が上限に達し、作業員も人が去っていく中でベテランがいなくなり安全な作業が出来ず、死亡事故なども起きてきていること、▽野田首相(当時)の収束宣言を境に危険手当が打ち切られたり、給料も減額されたりする―など、政治に翻弄され弱い立場の作業員にしわ寄せされている現状を多くの現場写真と共に赤裸々に語った。また、事故原因の確実な調査もないまま再稼働に向けた議論が進むことに疑問を投げかけた。
(神奈川県保険医新聞2022年11月25日号より抜粋)