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　1月18日、保団連・協会（神奈川・埼玉）は指導問題で厚労省要請を実施した。当日は田辺副会長、武田医科部長、山崎・馬場（神奈川協会副理事長）両理事他７名が出席。厚労省側は保険局医療課医療指導監査室特別医療指導監査官の久保勇司氏他3名が出席した。

　当日は主に、2023年8月31日の神奈川県の歯科集団的個別指導で笹井指導医療官が30年前の「富山個別指導事件」に関して、「行政が悪いって話じゃない」等の問題発言について厚労省側へ抗議。冒頭、厚労省側は「事実であれば問題。適切に対処したい」との回答に止まった。その後、神奈川協会側が、笹井技官の問題発言音声データをその場で厚労省側へ視聴させたところ、「（集団的個別指導の場にいた担当者等に」事実関係を確認し、省内関係部署と相談して適切に対処する」との回答を引き出した。

（神奈川県保険医新聞2024年2月15日号より抜粋）