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一般社団法人は乗っ取りや節税効果などでリスクあり 経営研究会
税対経営部は4月17日、「医療法人の設立・運営・手続き及び開業医との相違点」をテーマに経営研究会を開催した。講師は税理士法人コンフィアンスの松本重明氏。会場・Web併用で開催し、44名が参加した。
セミナー前半では、医療法人と個人開業の相違点を挙げながら、法人化するメリット・デメリットを説明。後半では、フローチャートを用いて法人化に必要な手続きを解説したのち、医療法人の性格や社員総会をはじめとする法人運営で必要になる諸手続きについて解説した。また、松本氏は講演の中で昨今増えている医療法人ではなく一般社団法人での法人化についても言及。親族以外の理事が3分の2以上必要になるため法人を乗っ取られるリスクがあることや、社会保険診療が事業税非課税にならず節税効果が薄れるなどのデメリットがあるため、設立手続きの容易さだけで安易に選択しない方が良いと説明した。
(神奈川県保険医新聞2024年6月5日号より抜粋)
税対経営部は4月17日、「医療法人の設立・運営・手続き及び開業医との相違点」をテーマに経営研究会を開催した。講師は税理士法人コンフィアンスの松本重明氏。会場・Web併用で開催し、44名が参加した。
セミナー前半では、医療法人と個人開業の相違点を挙げながら、法人化するメリット・デメリットを説明。後半では、フローチャートを用いて法人化に必要な手続きを解説したのち、医療法人の性格や社員総会をはじめとする法人運営で必要になる諸手続きについて解説した。また、松本氏は講演の中で昨今増えている医療法人ではなく一般社団法人での法人化についても言及。親族以外の理事が3分の2以上必要になるため法人を乗っ取られるリスクがあることや、社会保険診療が事業税非課税にならず節税効果が薄れるなどのデメリットがあるため、設立手続きの容易さだけで安易に選択しない方が良いと説明した。
(神奈川県保険医新聞2024年6月5日号より抜粋)