神奈川県保険医協会とは
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尊厳ある口での旅立ちを支援 地域医療学習会を開催
地域医療対策部は11月19日、「歯科は人生の最期に寄り添えるか―歯科訪問診療の現場より症例を中心に―」を開催。講師は、ヒューマンデンタルクリニック院長の飯田良平氏および同クリニック歯科衛生士の齊藤理子氏が務めた。協会会議室・WEB併せて180名が参加した。
飯田氏は、生活の場である在宅においての主権は患者・家族にあるとし、医療者や介護職は支援者であるとした。人生の最期における口腔ケアは、快適さの保証、尊厳ある口での旅立ちなど「cure」よりも「care」が大切になってくると解説。齋藤氏は、最期まで食べたという記憶は、見送った後のグリーフケア(遺族ケア)につながることに言及。歯科衛生士は口腔衛生管理の柱であり、さらなる現場での活躍に期待を寄せた。講演は多数の映像による症例紹介を中心に進められ、参加者からは「声のかけ方や、その場の雰囲気、飲み込んだ後の患者さんの声の様子など、大変勉強になりました」などの声が寄せられた。
(神奈川県保険医新聞2024年12月25日号より抜粋)
地域医療対策部は11月19日、「歯科は人生の最期に寄り添えるか―歯科訪問診療の現場より症例を中心に―」を開催。講師は、ヒューマンデンタルクリニック院長の飯田良平氏および同クリニック歯科衛生士の齊藤理子氏が務めた。協会会議室・WEB併せて180名が参加した。
飯田氏は、生活の場である在宅においての主権は患者・家族にあるとし、医療者や介護職は支援者であるとした。人生の最期における口腔ケアは、快適さの保証、尊厳ある口での旅立ちなど「cure」よりも「care」が大切になってくると解説。齋藤氏は、最期まで食べたという記憶は、見送った後のグリーフケア(遺族ケア)につながることに言及。歯科衛生士は口腔衛生管理の柱であり、さらなる現場での活躍に期待を寄せた。講演は多数の映像による症例紹介を中心に進められ、参加者からは「声のかけ方や、その場の雰囲気、飲み込んだ後の患者さんの声の様子など、大変勉強になりました」などの声が寄せられた。
(神奈川県保険医新聞2024年12月25日号より抜粋)