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甲状腺がん多発の福島県民調査結果、異論噴出なのに原案のまま公開 市民公開学習会
公害環境対策部は2月1日、市民公開学習会「『歪められた』福島県民健康調査の問題」を開催。「『歪められた』報告書~被ばく影響を封じ込める現場から」をOurPlanet-TV代表理事でジャーナリストの白石草氏、「元検討委員として、検討委員会の問題を考える」を福島県「県民健康調査」検討委員会元委員の成井香苗氏が講演し、53名(WEB44名)が参加した。
白石氏は、数十倍の甲状腺がん発見率でも「放射線被曝との関連は認めらない」との結論案を認めるか、検討委員会では異論が噴出。文言修正が決まったが、最終的な報告書では原案のままとされた内幕を解説。成井氏は検討委員会での恣意的な研究デザイン変更や、甲状腺がんの多発か過剰診断かが十分討議されたとは言えないと指摘した。
(神奈川県保険医新聞2025年3月15日号より抜粋)
公害環境対策部は2月1日、市民公開学習会「『歪められた』福島県民健康調査の問題」を開催。「『歪められた』報告書~被ばく影響を封じ込める現場から」をOurPlanet-TV代表理事でジャーナリストの白石草氏、「元検討委員として、検討委員会の問題を考える」を福島県「県民健康調査」検討委員会元委員の成井香苗氏が講演し、53名(WEB44名)が参加した。
白石氏は、数十倍の甲状腺がん発見率でも「放射線被曝との関連は認めらない」との結論案を認めるか、検討委員会では異論が噴出。文言修正が決まったが、最終的な報告書では原案のままとされた内幕を解説。成井氏は検討委員会での恣意的な研究デザイン変更や、甲状腺がんの多発か過剰診断かが十分討議されたとは言えないと指摘した。
(神奈川県保険医新聞2025年3月15日号より抜粋)