神奈川県保険医協会とは
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福島視察へ 浪江町の住民の受難と見えない明日へ、参加者寄り添う
神奈川県保険医協会・公害環境対策部は、2012年11月3日、4日と福島第一原発事故関連地域(福島市、二本松市)で開催された保険医団体連合会公害視察会に参加した。
初日は『福島第一原発 風下の村』を刊行したフォトジャーナリスト・森住卓氏と浪江町国保仮設対馬診療所・所長の関根俊二(医師)氏による学習講演会。二日目はにバスで仮設診療所に移動し今野師長の患者、被災住民と懇談。浪江町は第一原発の半径10キロ以内の至近距離のため住民7,000人は誰一人帰村できず、事故当時は情報隠蔽により大量の放射能をあびている。二本松市油井にある仮設診療所も移転を何度も強いられての末落ち着いた。
懇談では健康障害などの状況や望郷、無念、将来への暗澹たる思いなど、切実な声が多々出され、参加者は思いを新たにした。
(神奈川県保険医新聞2012年12月5日号より抜粋)
神奈川県保険医協会・公害環境対策部は、2012年11月3日、4日と福島第一原発事故関連地域(福島市、二本松市)で開催された保険医団体連合会公害視察会に参加した。
初日は『福島第一原発 風下の村』を刊行したフォトジャーナリスト・森住卓氏と浪江町国保仮設対馬診療所・所長の関根俊二(医師)氏による学習講演会。二日目はにバスで仮設診療所に移動し今野師長の患者、被災住民と懇談。浪江町は第一原発の半径10キロ以内の至近距離のため住民7,000人は誰一人帰村できず、事故当時は情報隠蔽により大量の放射能をあびている。二本松市油井にある仮設診療所も移転を何度も強いられての末落ち着いた。
懇談では健康障害などの状況や望郷、無念、将来への暗澹たる思いなど、切実な声が多々出され、参加者は思いを新たにした。
(神奈川県保険医新聞2012年12月5日号より抜粋)