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高齢者のブースター接種は早期実施が肝要 WEB市民公開講座
1月11日、地域医療対策部はオンラインにて市民公開講座「新型コロナワクチンの効果と副反応」を開催。全国から医師・歯科医師160名を含む259名が参加した。講師は大阪大学教授で感染症専門医の忽那賢志氏が務めた。
忽那氏は▽急速に広がるオミクロン株が上気道でウイルスが増殖しやすい等の特徴や、▽ユニバーサルマスクでの感染対策を継続、▽第6波収束に向けたブースター接種で中和抗体量を増やし効果を持続させる必要性がある等について、海外のデータを踏まえながら解説。
また、従来株と比べワクチンの感染予防効果は低下するものの、重症化予防は一定程度は保たれるが「60歳以上では時間経過とともに重症化予防効果が落ちる報告もある」とし、特に高齢者でのブースター接種の早期実施を訴えた。講演後の質疑応答は20件近く質問が寄せられ、一問一答形式で回答。参加者から「日常診療に直結する話」「分かりやすい講演で、正しい情報にアップデートされた」等の意見が寄せられた。
(神奈川県保険医新聞2022年2月25日号より抜粋)
1月11日、地域医療対策部はオンラインにて市民公開講座「新型コロナワクチンの効果と副反応」を開催。全国から医師・歯科医師160名を含む259名が参加した。講師は大阪大学教授で感染症専門医の忽那賢志氏が務めた。
忽那氏は▽急速に広がるオミクロン株が上気道でウイルスが増殖しやすい等の特徴や、▽ユニバーサルマスクでの感染対策を継続、▽第6波収束に向けたブースター接種で中和抗体量を増やし効果を持続させる必要性がある等について、海外のデータを踏まえながら解説。
また、従来株と比べワクチンの感染予防効果は低下するものの、重症化予防は一定程度は保たれるが「60歳以上では時間経過とともに重症化予防効果が落ちる報告もある」とし、特に高齢者でのブースター接種の早期実施を訴えた。講演後の質疑応答は20件近く質問が寄せられ、一問一答形式で回答。参加者から「日常診療に直結する話」「分かりやすい講演で、正しい情報にアップデートされた」等の意見が寄せられた。
(神奈川県保険医新聞2022年2月25日号より抜粋)