神奈川県保険医協会とは
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2022/10/16(日)高橋博子氏の「平和講演会」にご参加の皆さまと関係者の方々へのお礼とご報告
この度は、2022年10月16日に神奈川県保険医協会と共催しました奈良大学教授の高橋博子先生による平和講演会『米国の公文書に記された‟ヒバク"の真実』に、ご参加並びに宣伝協力等いただきまして誠にありがとうございました。お蔭さまで当日は会場とWeb合わせて71名の方々にご参加いただき、とても有意義な会となりました。
また、当日会場でご協力いただいた募金については、当会の団体カンパと合わせて10,000円を、『ビキニ被ばく船員訴訟を支援する会』のプロジェクト支援金(https://readyfor.jp/projects/Bikini1954)として、11月17日に振り込んだことをご報告いたします。ご協力ありがとうございました。
1954年、米国のビキニ水爆実験によって被災したのは「第五福竜丸」だけではなく、全国のマグロ漁船延べ1000隻もが被災。しかし、この事実を政府は2014年まで事実を認めず、元漁船員の健康管理を含む一切の支援を放置してきました。そのため、被ばくした高知県の漁船の元船員や遺族ら29人が2018年7月、「国が被ばくの実態を隠し続けたため、必要な治療を受けられなかった」とし国家賠償請求訴訟を起こしました。しかし、高知地裁、高松高裁は、「国家賠償請求権は除斥期間を過ぎている」「政府が意図的に隠した事実はない」とし、訴えを棄却しました。その一方で、「漁船員の救済の必要性については改めて検討されるべきと考える」と、元船員らの救済の必要性に言及し被ばくの事実を認定しました。こうした状況下、行政訴訟に切り替えた「被ばく船員訴訟裁判」が高知地裁と東京地裁の二つの裁判所で始まり、同支援する会では裁判費用確保のため9月からクラウドファンディングなどに取り組まれています。
核戦争防止神奈川県医師の会(反核医師の会)は、ヒバクシャ支援をはじめ、核兵器・核被害の廃絶、世界の恒久平和の実現をめざして、今後も市民の皆様と連帯して活動を続けて行く所存です。
この度はご協力、誠にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
2022年11月17日
核戦争防止神奈川県医師の会
代表世話人 山崎 恭男
この度は、2022年10月16日に神奈川県保険医協会と共催しました奈良大学教授の高橋博子先生による平和講演会『米国の公文書に記された‟ヒバク"の真実』に、ご参加並びに宣伝協力等いただきまして誠にありがとうございました。お蔭さまで当日は会場とWeb合わせて71名の方々にご参加いただき、とても有意義な会となりました。
また、当日会場でご協力いただいた募金については、当会の団体カンパと合わせて10,000円を、『ビキニ被ばく船員訴訟を支援する会』のプロジェクト支援金(https://readyfor.jp/projects/Bikini1954)として、11月17日に振り込んだことをご報告いたします。ご協力ありがとうございました。
1954年、米国のビキニ水爆実験によって被災したのは「第五福竜丸」だけではなく、全国のマグロ漁船延べ1000隻もが被災。しかし、この事実を政府は2014年まで事実を認めず、元漁船員の健康管理を含む一切の支援を放置してきました。そのため、被ばくした高知県の漁船の元船員や遺族ら29人が2018年7月、「国が被ばくの実態を隠し続けたため、必要な治療を受けられなかった」とし国家賠償請求訴訟を起こしました。しかし、高知地裁、高松高裁は、「国家賠償請求権は除斥期間を過ぎている」「政府が意図的に隠した事実はない」とし、訴えを棄却しました。その一方で、「漁船員の救済の必要性については改めて検討されるべきと考える」と、元船員らの救済の必要性に言及し被ばくの事実を認定しました。こうした状況下、行政訴訟に切り替えた「被ばく船員訴訟裁判」が高知地裁と東京地裁の二つの裁判所で始まり、同支援する会では裁判費用確保のため9月からクラウドファンディングなどに取り組まれています。
核戦争防止神奈川県医師の会(反核医師の会)は、ヒバクシャ支援をはじめ、核兵器・核被害の廃絶、世界の恒久平和の実現をめざして、今後も市民の皆様と連帯して活動を続けて行く所存です。
この度はご協力、誠にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
2022年11月17日
核戦争防止神奈川県医師の会
代表世話人 山崎 恭男