保険医の生活と権利を守り、国民医療の
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神奈川県保険医協会とは

開業医を中心とする保険医の生活と権利を守り、
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新年のご挨拶(理事長 田辺由紀夫)

tanabe.JPG 新年明けましておめでとうございます。

 新型コロナウイルス感染症が報告されて3年が経過しました。世の中は昨秋以降、3年ぶりに行われるイベントが増え、徐々に動きを取り戻しつつあり、Withコロナへ舵が切られているようです。

 この間、医療機関は感染症対策の他、補助金申請や頻繁に変わる診療報酬点数への対応で忙しい日々を送ってきました。一方、受診抑制による収入減少は中々回復せず、診療報酬改定でも十分な補填はされないままとなっています。エネルギー価格高騰と円安による光熱費の増加も医院経営を圧迫しつつあります。

 また、昨夏以降、医療機関を不安に陥れているのがオンライン資格確認の原則義務化です。これも、補助金があるものの維持費に見合うだけの増収が望めるものではありません。さらに、患者さんの個人情報漏洩対策も必要になります。本件はマイナンバーカードの普及にも関連し、従前よりカード普及に反対してきた当協会は一貫して反対の立場で運動をしてきました。しかしながら、補助金交付の権利を失いかねない状況となってきたため、昨年末には顔認証付きカードリーダーの申込みについては勧奨すべくご案内いたしました。決して「義務化撤回」の方針を転換したわけではありません。今後も、患者さんが安心して医療にかかれるよう会員医療機関の安定した経営を守るべく活動を続けていく所存です。

 なお、医療団体としては飲食を伴う懇親会の開催はまだ控えるべきと考え、今年も新年会は行わず、京都大学名誉教授の鎌田浩毅氏を講師にお迎えし新年文化講演会を開催することとしました。こちらはWEB配信を行いますので是非ご視聴ください。

 本年も引き続き会員の皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

tanabe.JPG 新年明けましておめでとうございます。

 新型コロナウイルス感染症が報告されて3年が経過しました。世の中は昨秋以降、3年ぶりに行われるイベントが増え、徐々に動きを取り戻しつつあり、Withコロナへ舵が切られているようです。

 この間、医療機関は感染症対策の他、補助金申請や頻繁に変わる診療報酬点数への対応で忙しい日々を送ってきました。一方、受診抑制による収入減少は中々回復せず、診療報酬改定でも十分な補填はされないままとなっています。エネルギー価格高騰と円安による光熱費の増加も医院経営を圧迫しつつあります。

 また、昨夏以降、医療機関を不安に陥れているのがオンライン資格確認の原則義務化です。これも、補助金があるものの維持費に見合うだけの増収が望めるものではありません。さらに、患者さんの個人情報漏洩対策も必要になります。本件はマイナンバーカードの普及にも関連し、従前よりカード普及に反対してきた当協会は一貫して反対の立場で運動をしてきました。しかしながら、補助金交付の権利を失いかねない状況となってきたため、昨年末には顔認証付きカードリーダーの申込みについては勧奨すべくご案内いたしました。決して「義務化撤回」の方針を転換したわけではありません。今後も、患者さんが安心して医療にかかれるよう会員医療機関の安定した経営を守るべく活動を続けていく所存です。

 なお、医療団体としては飲食を伴う懇親会の開催はまだ控えるべきと考え、今年も新年会は行わず、京都大学名誉教授の鎌田浩毅氏を講師にお迎えし新年文化講演会を開催することとしました。こちらはWEB配信を行いますので是非ご視聴ください。

 本年も引き続き会員の皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。