保険医の生活と権利を守り、国民医療の
向上をめざす

　「ゼロの会」（事務局：神奈川県保険医協会）は２０１０年４月３日（土）の午後、作家・詩人の辻井喬さんを講演ゲストに招き、対談企画の第三弾「対論・ゼロの会～辻井喬氏と語る」を開催します。

　場所は、横浜のみなとみらい・桜木町にある「はまぎんホール・ヴィアマーレ」。「ゼロの会」発起人からは、糖尿病専門医でもある平尾紘一・協会名誉理事長が対談を行ない、フリーライター・ジャーナリストの早川幸子氏が司会進行を務めます。

　辻井氏は、旧セゾン・グループ代表も務めた「経済人・堤清二」としても有名で、『大衆消費社会の行方』『憲法に生かす思想の言葉』など社会・経済に関わる著作も多数。リーマン・ショックなどアメリカ型市場主義、金融資本主義の破たん以降、企業姿勢・経済活動のあり方、社会・共同体のあり方についても、多くの発言が紹介されている。当日は、雇用・労働など経済活動のあり方とも関連づけながら、医療・社会保障の“再生”について議論を深める予定。

　また、当日は二部構成で、第一部ではドキュメンタリー映画『キャピタリズム～マネーは踊る』を上映。『ボウリング・フォー・コロンバイン』や『シッコ』でも世界の注目を浴びたマイケル・ムーア監督による２年ぶり最新作です。

１部、２部ともに参加費は無料！ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております！

２０１０年４月３日（土）午後１時４０分～５時４０分

　開場　　午後１時～

　開演　　第１部　映画『キャピタリズム～マネーは踊る』上映・・・午後１時４０分～３時４０分

　　　　　　第２部　第２部 スペシャル対談・・・午後４時～５時４０分

はまぎんホールヴィアマーレ　　 アクセスマップ

　　　＊JR横浜・根岸線「桜木町」駅より徒歩５分

　　　＊横浜市営地下鉄線「桜木町」駅より徒歩１０分

　　　＊みなとみらい線「みなとみらい」駅より徒歩７分

参加費

お申込み

お問い合わせ先

神奈川県保険医協会・事務局（「ゼロの会」呼びかけ団体）

電話　０４５-３１３-２１１１

辻井　喬（つじい　たかし）氏　　　作家・詩人

　１９２７年東京生まれ。５５年に詩集『不確かな朝』を刊行。以来数多くの作品を発表。０６年に第６２回恩賜賞・日本芸術院賞を受賞。主な詩集に『異邦人』（室生犀星詩人賞）、『自伝詩のためのエスキース』（現代詩人賞）など。また小説に『虹の岬』（谷崎潤一郎賞）、評論。エッセイ集に『新祖国論』など。

　近著に詩集『辻井喬　全詩集』、小説『遠い花火』、回顧録『叙情と闘争』、講演録集『憲法に生かす思想の言葉』、紀行『古寺巡礼』、雑誌「ロスジェネ」編集長・浅尾大輔氏との対談集『心をつなぐ左翼の言葉』などがある。

平尾　紘一（ひらお　こういち）氏　　　医師・糖尿病専門医、HECサイエンスクリニック理事長

　１９４１年青森生まれ。６８年横浜市大医学部卒、７８年に米国・ジョスリンクリニックで研修。８８年には葉山病院院長に就任し、糖尿病教育病棟の開設に携わる。

　９３年に横浜市磯子区にHECサイエンスクリニックを開業。糖尿病の健康教育・研修センターの設立、患者との国際糖尿病会議への参加など、専門医として先進的な取組みを行う。０９年より神奈川県保険医協会の名誉理事長職で、「ゼロの会」発起人の一人。日本糖尿病学会評議員、糖尿病認定医研修指導医ほか。著書に『糖尿病克服への近道―患者の心がまえと治療のポイント』等。

（司会・コーディネーター）

早川　幸子（はやかわ　ゆきこ）氏　　　ジャーナリスト・フリーライター

　千葉県生まれ。編集プロダクション勤務を経て独立。マネー誌や女性誌、新聞等に医療・年金など社会保障、生命保険、節約等の原稿を執筆。０８年３月に「日本の医療を守る市民の会」を立ち上げ、医療・社会保障に関する講演会を定期開催。一般市民に向けた情報提供を行っている。

　著書に『節約生活マル得マニュアル』（三笠書房）など。

　＊日本の医療を守る市民の会ホームページ